第１日目 １１月９日会津若松⇒盛岡→遠野街道→遠野（泊）
郡山当たりでは、薄日が差し天気は大丈夫と踏んでいたのに、盛岡に近づくにつれて車窓に雨が当たり出し、路面も濡れてきた。駅前で組み立てて、大したことはないと乗り出した。でも、すぐに雨具を着ることになった。遠野・三陸２００９年１１月９日〜１１日
会津若松⇒盛岡→遠野街道→遠野（泊）
遠野街道（３９６号）をひたすら走った。雨は、時折小降りにはなるものの、止む気配はなかった。紫波、大迫と走って、達曽部の部落に入ってみると、如何にも旧宿場の佇まいであった。
遠野へ近づくと峠が多くなった。内楽木峠を越えて最後の小峠をむかえたが、雨が激しくなりトンネルへエスケープしてしまった。
峠を下りたところの「千葉家曲り屋」へ立ち寄ってみた。１１月ともなれば日も傾いてきて、ここだけの見学で宿へ急ぐことにした。
思わぬところで自転車道に出会った。自転車乗りも遠野らしく河童であった。川沿いに走る内に、遠野駅に滑り込んだ。
泊まりは駅の近くの旅館を予約していた。茶菓子は父のよく言っていた「明がらす」であった。