アマンダ・クロス

１９８３年３月製作 　良いパスハンがないか探していて、アマンダの自転車が目にとまった。ホイールは700Cチューブラーと650ABが兼用できる。その他様々なオリジナル部品を出していた。基本は「チューブラーで遊ぶ」という点にあったが、細いチューブラーを十分使いこなせず、前輪のみ650Aのオーバーサイズのタイヤを履いてみたりもした。今のクロスバイクの原型ともなる自転車である。

仕様

フレーム＝石渡０２２	ペダル＝サンツアー・シュパーブ	ハンドルバー＝吉貝　オールランダー
タイヤ＝コンチネンタルＴ　チューブラー	Ｆディレイラー＝カンパ	ステム＝ニットーパール70
リム＝ミルレモ　GIRO	Ｒディレイラー＝シマノ　デオーレ	サドル＝ブルックス　スイフト
ハブ＝サンツアー　ＶＸ	チェンジレバー＝アマンダ　カニ　（サンツアー改）	フリー＝IDR　14-24 ５段
クランク＝シマノ　デオーレXT　170	ブレーキ＝マハック　ライド	ピラー＝アマンダスライドピラー
チェンリング＝サンツアー４６×３６×バイオペース２６	ブレーキレバー＝吉貝オポジット	キャリア＝アマンダオリジナル

アマンダでは数々のオリジナル部品を出していた。カニレバーはサンツアーのレバーを改良し逆さに付けたユニークなものだ。ステムのねじで止めるパスハンキャリアはザックを載せ身軽になることが出来る。トップチューブとシートチューブ間に溶接されたアーチは肩当てであるが、このままではかなり肩に食い込む。スライドピラーは下りで思い切って尻を引くことが出来る。

チェーンホイールはトップとセンターは円形であるが、インナーのみバイオペースの楕円形を使っている。効果のほどは？		コンチネンタルＴのクロスタイヤ。細いせいか圧を下げるとパンクしやすい。恐らくぬかるみようで、砂利には弱いようだ。		初代のデオーレ、初期のマウンテンバイク用のディレイラーである。